OpenAI が ChatGPT 用にカスタマイズされた命令を開始

Aug 22, 2023

アップデート : 一部のユーザーではカスタム手順オプションが表示されなくなったと報告されています。 現在検討中ですが、それまでの間、この機能が現在利用できない場合でも驚かないでください。

OpenAI は、ChatGPT ユーザー向けにカスタム命令を開始したばかりなので、チャットボットと対話するたびに同じ命令プロンプト (「答えは 1,000 語以内で書いてください」や「応答の口調はフォーマルにしてください」など) をチャットボットに書き込む必要はありません。 」

同社によれば、この機能により「ChatGPT に応答の際に考慮してもらいたいことをすべて共有」できるという。 たとえば、教師は 4 年生の数学を教えていると言うことができ、開発者は提案を求めるときに好みのコード言語を指定することができます。 ユーザーは家族の人数を指定することもできるため、ChatGPT はそれに応じて食事、食料品、休暇の計画について回答することができます。

ユーザーはボットとのチャット中にこれらをすでに指定できますが、ユーザーが同じコンテキストを頻繁に設定する必要がある場合は、カスタム指示が役に立ちます。

この手順はプラグインでも機能するため、現在地に基づいてレストランやフライトを簡単に提案できるようになります。

OpenAI は、この機能は Plus プランのユーザーは利用できるが、EU および英国以外に拠点を置く人々には利用できないと述べました。現時点ではベータ機能です。

ユーザーは、自分の名前をクリックし、[設定] > [ベータ機能] > [カスタム手順にオプトイン] に移動して、Web 上でこの機能を試すことができます。 iOS では、ユーザーは [設定] > [新機能] > [カスタム指示をオンにする] からこれにアクセスできます。

特に、OpenAI は、カスタマイズ応答に与えられた情報を使用して、さまざまな命令に適応するように API モデルをトレーニングすると述べています。

「カスタム命令の使用から得られる情報は、モデルのパフォーマンスを向上させるためにも使用されます。たとえば、無理をせずにモデルの応答を命令に適応させる方法をモデルに教えるなどです」と同社は述べている。 ただし、ユーザーはデータ制御設定を通じてこの設定をオプトアウトできます。

コンサルタントのガブリエル・コーエン氏がTwitterで指摘したように、OpenAIはしばらくの間、一部のユーザーを対象にこの機能をテストしてきた。 ChatGPT には、チャットの設定を指定するための 2 つのボックスがあり、ユーザーは自分自身について、またチャットボットの応答を調整する方法について書くことができます。

どのように使用されるかを示すいくつかの例 pic.twitter.com/cpSw6oFy0G

— ガブリエル・コーエン (@Gavriel_Cohen) 2023 年 7 月 12 日

ユーザーが応答を入力すると、変更は次のセッションから有効になります。 同社によると、回答の上限は1,500文字だという。

OpenAI によると、同社はモデレーション API を使用してカスタマイズされた命令をスキャンし、その命令がいかなる性質であっても安全でないかどうかを確認します。 ChatGPT は、指示による応答が会社のポリシーに違反する場合、指示の保存を拒否したり、指示を無視したりすることができます。 これは、ChatGPT からの有害な回答や嫌がらせとなる回答につながる指示をユーザーが入力しないようにするためです。

5月に、OpenAIは米国を拠点とするユーザー専用にiOS用ChatGPTアプリをリリースした。 しかし、その発表から数週間後、同社は利用可能国を 40 か国以上に拡大しました。 先月、このスタートアップはSiriとショートカットをサポートするiPadアプリをリリースした。 同社はまた、ユーザーが ChatGPT アプリから Bing を通じて Web で回答を検索できるオプションも追加しました。